いま、何か一曲かけてやるよと言われれば、
迷わず『スローなブギにしてくれ』と答えるだろう。
声がふるえなければいいが、と思いながら。
No.8
2010/08/15 (Sun) 20:45:12
昨夜はウイスキーを飲みながらYouTubeを見ていた。
懐かしのCMから始まり、知ってるつもり「中原中也」特集、さらには沢村栄治を見て、最後は金八先生第2シリーズの加藤優の特集(なんと、その1からその23まで一気に見通した!)。
インターネットとはいえ久しぶりに日本のテレビ番組に触れたので、なんだか見入ってしまった。
床についたのは太陽もしっかりと顔を出した朝方。何やってんだか。しかし加藤優ってのは、もはや中学生じゃない。驚くほど出来た大人だ。子供なんて貧乏して苦労させるほうがいいんだなぁ。でもやっぱりこのドラマは漫画だな。
そんなわけで10時起床。若干、二日酔い。シャワーのあとパンとコーヒーの朝昼兼用食を腹に入れながら、何通かのメールに対応した。
正午過ぎにプリンターを引き取りにNの家へ。行きはBTS、帰りはプリンターを積んでタクシー。しかしアダプターが付いていないことに気づき、途中で引き返す。本当にこのプリンターにはカネがかかる。悪いのはアダプターの存在を忘れた僕なのか?それとも返却し忘れたNか? ヒトのせいにするのは良くないよな。すべては自分の責任ってことにして、タクシー内でひとつ、ため息をつく。
家に帰り、プリンターの調子を確かめる。しばらくは正常だったのだが、またもや同じ症状が! もう嫌だ!
途方に暮れそうになったが、過去2回のプリンタートラブルにおいてショップ店員が速攻で解決した方法を試してみる。すると直った。そういうことか。
この改造プリンターは見事に改造されただけあって、常識の範疇からはすでに逸脱しているのだ。いちいちこれらの方法を用いて機嫌をとってやらないと、どうやら途端にヘソを曲げるらしい。いま僕は『いちいち』と表現したが、この改造プリンターの常識からすると、電源を入れる感覚と同様で極めて当たり前の行為なのかもしれない。いや、きっとそうなのだ。そう思わないとやってられない。
結局、プリンターとわかり合うために3時間を費やした。もう夜になってしまった。
またひとつ、ため息。
カップラーメンを開け、わびしい夕食。ケミカルなトム・ヤム・スープの味に我慢しながら明日の打ち合わせの資料づくりを進めた。
タイで製造されたコラーゲンドリンクをタイ在住の日本人に売るための仕事だ。この商品、中身はそこそこいいのだろうがパッケージが話しにならない。
日本人をターゲットにするなら日本人の好むセンスが不可欠。先方からは広告とチラシを作ってくれとの依頼なのだが、僕はその前にパッケージの変更を念頭に置いたブランディング施策が重要であることを説こうと思っている。
先方は中華系のタイ企業。まずは日本の商品がどんなパッケージをしているのかを教える必要がある。そのために僕は日本にいる彼女にマツキヨなどに陳列されている美容ドリンクやサプリメントのパッケージを、片っ端から写真に撮ってメールで送るよう指示した。送られてきたそれらをまとめ、資料化するわけだ。先方の社長とは明日初めて顔を合わせる。ここは気合いを入れて臨み、さすが日本人!と思わせたい。
彼女からは大量の写真が届いていた。ありがたい。しかし彼女自身こそが、早くタイにやって来てほしいのだが。
彼女はグラフィックデザイナーであり、僕のパートナーだ。知り合ってちょうど一年くらいか。
僕のもっとも苦しい時期に知り合い、もっとも苦しんでいる姿を見てきた女性だ。いうなれば人生で最もイケてないときの僕しか知らない。
年齢差19歳。よく付いて来たものだ。
その彼女はいま、タイ行きのビザ待ちのために日本にいる。タイ側からの書類が彼女の手元に届き、ビザが発行され次第にバンコクにやって来ることになっている。予想としてはあと二週間後くらいだろうか。
美容ドリンクなんて、そんな仕事こそ彼女の得意分野。早く来てくれなけりゃホントに困る。
資料づくりを終え、もう一度シャワー。窓を開けて缶ビール。
あと二週間。
またひとつ、ため息をつく。
懐かしのCMから始まり、知ってるつもり「中原中也」特集、さらには沢村栄治を見て、最後は金八先生第2シリーズの加藤優の特集(なんと、その1からその23まで一気に見通した!)。
インターネットとはいえ久しぶりに日本のテレビ番組に触れたので、なんだか見入ってしまった。
床についたのは太陽もしっかりと顔を出した朝方。何やってんだか。しかし加藤優ってのは、もはや中学生じゃない。驚くほど出来た大人だ。子供なんて貧乏して苦労させるほうがいいんだなぁ。でもやっぱりこのドラマは漫画だな。
そんなわけで10時起床。若干、二日酔い。シャワーのあとパンとコーヒーの朝昼兼用食を腹に入れながら、何通かのメールに対応した。
正午過ぎにプリンターを引き取りにNの家へ。行きはBTS、帰りはプリンターを積んでタクシー。しかしアダプターが付いていないことに気づき、途中で引き返す。本当にこのプリンターにはカネがかかる。悪いのはアダプターの存在を忘れた僕なのか?それとも返却し忘れたNか? ヒトのせいにするのは良くないよな。すべては自分の責任ってことにして、タクシー内でひとつ、ため息をつく。
家に帰り、プリンターの調子を確かめる。しばらくは正常だったのだが、またもや同じ症状が! もう嫌だ!
途方に暮れそうになったが、過去2回のプリンタートラブルにおいてショップ店員が速攻で解決した方法を試してみる。すると直った。そういうことか。
この改造プリンターは見事に改造されただけあって、常識の範疇からはすでに逸脱しているのだ。いちいちこれらの方法を用いて機嫌をとってやらないと、どうやら途端にヘソを曲げるらしい。いま僕は『いちいち』と表現したが、この改造プリンターの常識からすると、電源を入れる感覚と同様で極めて当たり前の行為なのかもしれない。いや、きっとそうなのだ。そう思わないとやってられない。
結局、プリンターとわかり合うために3時間を費やした。もう夜になってしまった。
またひとつ、ため息。
カップラーメンを開け、わびしい夕食。ケミカルなトム・ヤム・スープの味に我慢しながら明日の打ち合わせの資料づくりを進めた。
タイで製造されたコラーゲンドリンクをタイ在住の日本人に売るための仕事だ。この商品、中身はそこそこいいのだろうがパッケージが話しにならない。
日本人をターゲットにするなら日本人の好むセンスが不可欠。先方からは広告とチラシを作ってくれとの依頼なのだが、僕はその前にパッケージの変更を念頭に置いたブランディング施策が重要であることを説こうと思っている。
先方は中華系のタイ企業。まずは日本の商品がどんなパッケージをしているのかを教える必要がある。そのために僕は日本にいる彼女にマツキヨなどに陳列されている美容ドリンクやサプリメントのパッケージを、片っ端から写真に撮ってメールで送るよう指示した。送られてきたそれらをまとめ、資料化するわけだ。先方の社長とは明日初めて顔を合わせる。ここは気合いを入れて臨み、さすが日本人!と思わせたい。
彼女からは大量の写真が届いていた。ありがたい。しかし彼女自身こそが、早くタイにやって来てほしいのだが。
彼女はグラフィックデザイナーであり、僕のパートナーだ。知り合ってちょうど一年くらいか。
僕のもっとも苦しい時期に知り合い、もっとも苦しんでいる姿を見てきた女性だ。いうなれば人生で最もイケてないときの僕しか知らない。
年齢差19歳。よく付いて来たものだ。
その彼女はいま、タイ行きのビザ待ちのために日本にいる。タイ側からの書類が彼女の手元に届き、ビザが発行され次第にバンコクにやって来ることになっている。予想としてはあと二週間後くらいだろうか。
美容ドリンクなんて、そんな仕事こそ彼女の得意分野。早く来てくれなけりゃホントに困る。
資料づくりを終え、もう一度シャワー。窓を開けて缶ビール。
あと二週間。
またひとつ、ため息をつく。
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HN:
Iwao Matsumoto
性別:
男性
趣味:
創作と観賞 料理 ANNA
自己紹介:
厄年とはいえ、自業自得のミスで会社が倒産。初めて知った世の中の厳しさにもがきながら、新天地をタイ・バンコクに求めた男。日本で失敗した中年男が激動のバンコクでどこまでやれるのか? デザインやら何やらといった得意分野は果たして通用するのか?
決して焦らず、しかし着実なスピードで、一歩一歩進んでいきたいと思う今日この頃。善くも悪くも希代のロマンチスト。
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