いま、何か一曲かけてやるよと言われれば、
迷わず『スローなブギにしてくれ』と答えるだろう。
声がふるえなければいいが、と思いながら。
No.3
2010/08/10 (Tue) 05:42:56
6時半に目が覚めた。もう少し寝ようと思ったが、それ以上は眠れないようだ。あきらめて起床。
マヨネーズを塗ったパンにローストチキンの残りを無造作にはさみ、そのまま食す。醤油を少々加えたかった。しかしここにはない。キッチンで立ったまま3分足らずで朝食が終了。
シャワーの後、作品のデータ整理の続きを開始。が、そこで事件発生。プリンターがおかしい! 印刷できない!
見るとプリンターの小さな液晶画面にインクカートリッジの異常を伝えるメッセージが出ていた。
カートリッジの異常って‥‥おいおい最初から異常だったはずだろ‥‥。
実はこのプリンター、タイに来て購入した新品なのだが完璧な改造モノである。インクコストを押さえるため、本体の側面に4色のインクが詰まったタンクが取り付けられている。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック。各色ごとに配列された4本のタンク。しかも内部の純正カートリッジは取っ払われ、そこにはタンクからのインクを送り込むために4本の管を生やした異形のカートリッジが装着されているのだ。
商品購入時、その場で約30分の大手術の末に誕生した改造プリンター。その姿は理科室で鎮座している何かの実験装置のようだ。
この改造によってインクの減りが通常の1/10になるという。改造はこの国じゃトレンドだとか。恐るべしタイランド。
郷に入れば郷に従えとの思いから、プリンター購入の際に付き添ってくれたN氏(ほとんどタイ人化した日本人)の強い薦めで大改造したプリンター。そいつが今、見るからに異常な形をしたカートリッジの『異常』を告げている!そりゃないだろ!
アチコチいじくり回しても、ちっともラチがあかない。取扱説明書もタイ語なので完全にお手上げ。そもそも改造モノに従来の取説は通用しないだろう。
もともと機械に弱い僕は本気で辟易し、そして本気で焦った。明日の朝には整理されたデータがプリントアウトされていないとマズいのだ。仕事をもらうチャンスを失うかもしれない。本当にマズい!
結局、血相変えて買った店に持ち込んだのだが‥‥‥‥店員は何やらカートリッジの奥に指を差し入れると、僕に向かってニッコリ。見ると異常を伝えていたメッセージが消えていた。え!? 直ったの? そう、解決。たった2秒で直ったらしい。
なんだかよくわからないけれど、カートリッジの横に付いてる基盤の上の小さすぎてちっとも目立たない白くて変なスイッチを軽く押すと直るらしい。
液晶にメッセージが出たらそうしろ、とのこと。
気が抜けた。なんだかバカバカしくなって家路についた。
この騒ぎでいったい何時間を費やしたのだろう。往復のタクシー代にも泣きたい思いだ。
今回は冗談のようなハナシだが、考えてみると、こうした備品の故障・不具合に最初から最後まで関わったのは初めての経験だ。これまでは機械に強い部下がサクッと直していたし、また手に負えないような状態のときは業者を呼んでこれまたサクッと解決していた。その間、僕は彼らのケツを叩き、そして復旧のメドの報告を聞くのみだった。誰かが必ず、解決してくれていたのだ。
これからはすべて自分でやらなければならないと思うとゾッとする。さらにこういうことって、今日みたいに一番起こってほしくないタイミングで起こるんだよな。
しかもここは日本じゃない。アクシデントを解決しようとすれば、また別のアクシデントが生まれるのだ。
しかしなぜ、プリンター改造しちゃったんだろう。
まあ、まだ買ったばかりだ。劇的なるコスト効果を実感できるのはもう少し先のはずだ。チクショウ、楽しみにしててやる。
夕刻よりデータ整理を続け、夜は約束していたH氏との食事。素朴なタイ料理とシンハービール。彼はいい人だ。仕事につながることを願う。
夜間に雨。セブンイレブンで明日の食材を買い、帰宅。データ整理を続ける。タイ語学校を休んでしまったことが心残り。
現在、改造プリンターの調子はいい。
マヨネーズを塗ったパンにローストチキンの残りを無造作にはさみ、そのまま食す。醤油を少々加えたかった。しかしここにはない。キッチンで立ったまま3分足らずで朝食が終了。
シャワーの後、作品のデータ整理の続きを開始。が、そこで事件発生。プリンターがおかしい! 印刷できない!
見るとプリンターの小さな液晶画面にインクカートリッジの異常を伝えるメッセージが出ていた。
カートリッジの異常って‥‥おいおい最初から異常だったはずだろ‥‥。
実はこのプリンター、タイに来て購入した新品なのだが完璧な改造モノである。インクコストを押さえるため、本体の側面に4色のインクが詰まったタンクが取り付けられている。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック。各色ごとに配列された4本のタンク。しかも内部の純正カートリッジは取っ払われ、そこにはタンクからのインクを送り込むために4本の管を生やした異形のカートリッジが装着されているのだ。
商品購入時、その場で約30分の大手術の末に誕生した改造プリンター。その姿は理科室で鎮座している何かの実験装置のようだ。
この改造によってインクの減りが通常の1/10になるという。改造はこの国じゃトレンドだとか。恐るべしタイランド。
郷に入れば郷に従えとの思いから、プリンター購入の際に付き添ってくれたN氏(ほとんどタイ人化した日本人)の強い薦めで大改造したプリンター。そいつが今、見るからに異常な形をしたカートリッジの『異常』を告げている!そりゃないだろ!
アチコチいじくり回しても、ちっともラチがあかない。取扱説明書もタイ語なので完全にお手上げ。そもそも改造モノに従来の取説は通用しないだろう。
もともと機械に弱い僕は本気で辟易し、そして本気で焦った。明日の朝には整理されたデータがプリントアウトされていないとマズいのだ。仕事をもらうチャンスを失うかもしれない。本当にマズい!
結局、血相変えて買った店に持ち込んだのだが‥‥‥‥店員は何やらカートリッジの奥に指を差し入れると、僕に向かってニッコリ。見ると異常を伝えていたメッセージが消えていた。え!? 直ったの? そう、解決。たった2秒で直ったらしい。
なんだかよくわからないけれど、カートリッジの横に付いてる基盤の上の小さすぎてちっとも目立たない白くて変なスイッチを軽く押すと直るらしい。
液晶にメッセージが出たらそうしろ、とのこと。
気が抜けた。なんだかバカバカしくなって家路についた。
この騒ぎでいったい何時間を費やしたのだろう。往復のタクシー代にも泣きたい思いだ。
今回は冗談のようなハナシだが、考えてみると、こうした備品の故障・不具合に最初から最後まで関わったのは初めての経験だ。これまでは機械に強い部下がサクッと直していたし、また手に負えないような状態のときは業者を呼んでこれまたサクッと解決していた。その間、僕は彼らのケツを叩き、そして復旧のメドの報告を聞くのみだった。誰かが必ず、解決してくれていたのだ。
これからはすべて自分でやらなければならないと思うとゾッとする。さらにこういうことって、今日みたいに一番起こってほしくないタイミングで起こるんだよな。
しかもここは日本じゃない。アクシデントを解決しようとすれば、また別のアクシデントが生まれるのだ。
しかしなぜ、プリンター改造しちゃったんだろう。
まあ、まだ買ったばかりだ。劇的なるコスト効果を実感できるのはもう少し先のはずだ。チクショウ、楽しみにしててやる。
夕刻よりデータ整理を続け、夜は約束していたH氏との食事。素朴なタイ料理とシンハービール。彼はいい人だ。仕事につながることを願う。
夜間に雨。セブンイレブンで明日の食材を買い、帰宅。データ整理を続ける。タイ語学校を休んでしまったことが心残り。
現在、改造プリンターの調子はいい。
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Iwao Matsumoto
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男性
趣味:
創作と観賞 料理 ANNA
自己紹介:
厄年とはいえ、自業自得のミスで会社が倒産。初めて知った世の中の厳しさにもがきながら、新天地をタイ・バンコクに求めた男。日本で失敗した中年男が激動のバンコクでどこまでやれるのか? デザインやら何やらといった得意分野は果たして通用するのか?
決して焦らず、しかし着実なスピードで、一歩一歩進んでいきたいと思う今日この頃。善くも悪くも希代のロマンチスト。
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